安易に家族葬を選ぶと思わぬトラブルに見舞われる事も

今の社会では、昔のよりも人間関係が希薄になっています。その影響もあって、家族葬と言う葬儀の形態が増えてきています。葬儀会社などでも家族葬を積極的にうたっている所もあります。しかし、家族葬に関するトラブルもあるので注意が必要です。

人が一人亡くなると言うのは決して軽いものではありません。離れて住んでいたお子さん達が家族葬を選択したけれど、亡くなった親御さんの交友範囲が思ったよりも広く、予定外の参列者が溢れてしまったと言う例、更に親戚から家族葬に対して反対意見が多くて、急遽一般の葬儀にせざるを得なかった例なども少なくありません。

特に費用の高額化を避けようとして家族葬を選んだのに、終わってみたらさほど安くならず、香典が無い分かなりの持ち出しになってしまったと言う話もあります。あくまでも亡くなられた方の尊厳を守ってお見送りすると言う基本は忘れないようにしましょう。

都市部での葬儀の変化と社会状況

葬儀は故人の人生を終える大切なイベントです。しかし、行うのは故人ではなく故人の家族になります。全ての費用は高くなり、500万円くらいかかるケースも珍しくありません。そのため、故人の家族の負担も大変です。

お通夜、葬儀、告別式は平均2日かかります。式場、祭壇、お布施、お通夜での食事など段取りも含めて大変ですので葬儀をビジネスとする会社が全てを取り仕切ります。昔は、お通夜を1日行っていましたが、最近では半通夜と呼ばれるように夜の7時から2時間くらいで行う慣例になってきました。

それでもかかる費用は故人の家族の負担になるため、通夜から告別式までを1日で終えるようなスタイルがあります。もちろん、故人の家族の同意はもちろんのこと、お坊さんの同意などが必要になります。しかし、近年の社会状況から考えると1日で終えるスタイルが増えてきても不思議ではないでしょう。

葬儀にかかる費用が不明瞭なのは

冠婚葬祭にかかる費用は昔から費用がかかることが慣例でした。しかし、結婚式は近年において費用を安くする傾向があります。ご祝儀的な面もあり、式場、ホテルに対して値引きを要求することもありませんでしたし、その慣例もありませんでした。

しかし、少子化からか、結婚式ビジネスについて競争激化により費用が下がっているのが現状です。それに習ってか、葬儀、告別式についてもビジネスとして激化している傾向があります。人がいつ亡くなるかは誰にも分かりません。

病気の人に対しても事前に見積りを取るなんてこともできません。そのため、葬儀自体も会社側の言いなりになっている傾向があります。葬儀費用が不明瞭であるのはそのためです。また、地域によっても風習が異なることからかかる費用も異なります。

お布施で多少の収入はありますが、ほとんどは持ち出しになります。

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